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日大アメフト部のタックル事件についてわかりやすく解説!宮川泰介や被害者選手の現在、監督やコーチの処分についても!

2023年11月29日に、日大のアメフト部が廃部の方針だという発表がありました。

2023年7月から始まった、アメフト部員の違法薬物に関する問題によるものだが、日大アメフト部と言えば、以前『悪質タックル問題』が話題になりました。

今回は、日大アメフト部のタックル事件についてわかりやすく解説!宮川泰介や被害者選手の現在、監督やコーチの処分についても!も調べました。

目次

日大アメフト部のタックル事件についてわかりやすく解説!

日大アメフト部の不祥事の始まりとなった『悪質タックル問題』について見てみましょう。

【悪質タックル問題とは】

2018年5月、日本大学と関西学院大学による定期戦での出来事でした。
関学のクオーターバック(QB)がパスを投げ終えたところに、日大選手が激しくタックルしたのです。
QBの選手は全治3週間のけがを負う事になりました。

問題だったのは、アメフトの試合で、『タックルをして、相手選手がけがをした』という事ではなく、日大生のタックルが『監督とコーチから反則行為を指示されていた』というところです。

日大アメフト部のタックル事件での宮川泰介や被害者選手の現在、監督やコーチの処分についても!

日大アメフト部の悪質タックル事件での宮川泰介や被害者の選手、そして、監督やコーチの処分についてみてみましょう。

宮川泰介

富士通フロンティアーズより引用

2018年:悪質タックル問題の反則行為をしたとして、謝罪会見に出席。
    『この先、アメリカンフットボールをやるつもりもありません』と発言。
2019年:公式戦出場停止処分の解かれたアメフト部に、『チームを立て直そうとしているチームメイト
    に対して、あまりに無責任ではないか』との思いから現役復帰。
2020年:『富士通フロンティアーズ』という社会人アメフトチームに所属して活躍している。 

悪質タックル問題を起こしたとして、謝罪会見にも出席した宮川泰介さんは、富士通フロンティアーズというアメフトチームで活躍しています。

ヘッドコーチが注目選手として宮川泰介の名まえを上げるほど、期待をしている存在になっているようです。

悪質タックル問題などなかったようなプレーをしている宮川泰介ですが、宮川泰介のプレーに対して、審判団が即座に判断できず、ビデオ確認することになったときは、どうしても悪質タックル問題がちらついてしまう様子があります。

とはいえ、宮川泰介選手も、感情を爆発させるようなことはなく、クールで落ち着いた態度をしています。

この事から、宮川泰介さんが20歳の時に起こしてしまった悪質タックル問題は、とてつもない苦難だったことがわかります。

被害者の選手

日大悪質タックルにより、全治3週間のけがを負った奥野耕世さんは、けがが治った後もアメフトを続け、在学中にアメフト大学3選パに導いています。

大学卒業後は関西のテレビ局に入社し、『ホークアイ』という大阪を拠点に活動している社会人アメフトチームに所属しています。

監督とコーチ

左・井上奨コーチ  右・内田正人監督

日大アメフト部の悪質タックル問題での、監督とコーチの処分について見てみましょう。

  • 記者会見によると、内田正人監督と井上奨コーチから反則行為を指示されたとして謝罪。
  • 監督とコーチは、指示を否定したが、関東学生アメリカンフットボール連盟は、監督とコーチの弁明を『虚偽』として除名処分。
  • 2019年12月に、内田監督は裁判所からの勧告により懲戒解雇処分を取り消し。
  • 2020年3月に、井上コーチのいた、ディフェンスコーチの責任者A氏への処分を解除。
  • 井上奨コーチの処分だけが取り消されてはいない。

悪質タックル問題に対して、内田正人監督と井上奨コーチ、そして、井上奨コーチのいた「ディフェンスコーチ」の責任者であるA氏の3人が処分を受けることになりました。

井上コーチによると、『関学QBをつぶせ!』という発言は、『激しく当たれ』『思いっきりプレーしろ』という意味で、『けがをさせろ』という意味ではないと弁明したが、受け入れてはもらえませんでした。

責任をとる立場になかった井上コーチでしたが、監督と責任者の処分が解除されるなか、アメフトとは無縁の学生課に配属されることになり、2021年に裁判を起こしています。

が、受け入れてはもらえず、除名処分が解除されな状況が続いています。

あれだけの騒ぎになったにも関わらず、内田監督と、ディフェンスコーチの責任者A氏は『十分に反省したからもう十分』という扱いなのに対して、井上奨コーチだけは処分されたまま、解除になっていないという状況です。

この日大悪質タックル問題により、アメフト部のあり方について検討されてきたはずが、2023年11月には度重なる違法薬物問題により、廃部にする方針が発表されています。

日大アメフト部が廃部になるまでを知りたいかたはコチラ↓

まとめ

日大アメフト部の不祥事は、2018年の悪質タックルから始まったのではなく、2018年の悪質タックル問題で初めて公になっただけ。

以前からの体制はなかなか変えることができず、もしかしたら違法薬物も以前から出回っていたのかもしれません。

ほとんどの部員はマジメにアメフトに取り組んでいたのに、1部の部員の行いによって、廃部にまでなってしまうのは、とても残念です。

日大アメフト部の廃部が決定した以上、マジメに取り組んでいた部員や学生へのフォローを万全にしてあげてほしいと思います。


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この記事を書いた人

はじめまして
SNOWです
日々の生活で「もうちょっと知りたいな」という時に読んでいただけたら嬉しいです!

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