大波乱のジャニーズ事務所ですが、藤島ジュリー景子社長が辞任し、新社長にジャニーズ事務所のタレント東山紀之さんが就任することに決定しました。
2023年9月7日の会見に向けて、東山紀之さんが社長になるかもしれないというウワサはありましたが、いざ決定すると、『なんで東山?外部からの起用はしないの?』と気になった方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ジャニーズ事務所の社長に東山紀之さんが決定した理由と、外部の人間を起用しないのはナゼなのかを調べました。
ジャニーズ事務所の新社長が東山紀之に決まった理由9選!
ジャニーズ事務所の新社長には、所属タレントが就任するか、外部から経営者を招くのか。が話題になっていましたが、所属タレントの東山紀之さんが就任することになりました。
なぜ東山紀之氏が新社長に主任することになったのでしょうか?
①性加害問題に関与していないから
ジャニーズ事務所内での性加害問題について調査した外部の専門家の再発防止チームによると、関与したのは、事務所の上層部だと決定しました。
そのため、東山紀之氏の性加害への関与はないと判断されたため、事務所内の事も熟知している東山氏が就任することになったと考えられます。
②経験豊富
東山氏は、ジャニーズ事務所に40年以上在籍しています。デビューは1985年の少年隊。
ドラマ、舞台、キャスター業など、さまざまな分野を経験してきました。そのため、タレント側も経験し、経営側のさまざまな面を見てきているのでしょう。
この経験の豊富さが、新社長へとつながったと考えられます。
③同族経営からの脱却
ジャニーズ事務所は、創業者のジャニー喜多川氏と、藤島ジュリー景子(ジャニー喜多川氏の姪)による、同族経営そしてきました。
この「同族経営」が性加害につながっているとの判断から、ジャニー喜多川氏と血縁関係のない東山氏が選ばれたのではないでしょうか。
ジャニー喜多川氏と東山氏に血縁関係はないとはいえ、これだけ長くジャニーズ事務所に所属していて、同族経営体制から離れることができるのかなと、個人的には気になるところでもあります。
④引き受けてくれる人がいなかった
外部から経営者を招いたほうが、よりクリーンなイメージにもなり、同族経営からの脱却という点でも納得できるのですが、おそらく外部で引き受けてくれる人物を見つける事が出来なかったのではないでしょうか?
というのも、ジャニーズ事務所の性加害問題が表面化してから、社長の辞任と新社長の就任はかなり健闘をしてきたと考えられます。
新社長に就任するということは、性加害問題への対応と芸能界での経営をしていくことになり、人選が難航したことでしょう。
芸能界という特殊な世界のため、タテとヨコの人脈も必須となると言われています。なかなか難しい状況なこともあり、東山氏に白羽の矢が立ったと言えそうです。
⑤広い人脈
東山紀之氏は、芸能界だけでなく、スポーツ界や皇室ともつながりがあります。芸能界に入った40年間で、スポーツ界だと、王貞治さん、澤穂希さん、河合俊一さんとつながりがあるようです。
さらに、天皇陛下と長年交流のあるプロテニスプレイヤーの佐藤直子氏とも親しくしていると言います。
藤島ジュリー景子氏との食事会に必ず足を運んで、交流してきたことが、今回の社長就任につながったのではないでしょうか?
⑥先輩へのコメントから
以前、事務所の先輩であった近藤真彦さんの不倫騒動の際の対応を評価されているのかもしれません
近藤真彦さんが不倫によって事務所を退所すると発表した時に、東山さんは、自身がMCを務めるサンデーLIVE内で、近藤さんに対して『薄っぺらい言葉』とコメントしました。
『事務所の先輩の言葉は絶対』というイメージのジャニーズ事務所に所属している先輩に対しての批判的なコメントから、
身内だからなんでも許すわけではない。先輩であっても、自分の意見をいう事ができる
という姿勢が、社長としてもいいのではと判断された。
⑥イメージがイイ
東山紀之さんは、スーツを着て報道番組のMCをしているイメージが強いかと思います。羽目をはずした姿を見たり、恋愛に浮ついたイメージもありません。
さらに奥様は木村佳乃さんで正統派でマジメな女優さんというイメージがあり、夫婦ともにクリーンなイメージがあります。
イメージと信頼を回復したいジャニーズ事務所にとって、新社長は『クリーンな人物』なのは絶対条件だったのではないでしょうか。
⑦実は苦労人
東山紀之さんは、華やかなイメージがありますが、実は壮絶な幼少期を経験しています
両親が離婚して、幼少期は極貧生活。食事は食堂の残り物でしのいだそうです。お金がなかったため、学校のプールで体を洗うこともあったといいます。
そして、母親の再婚相手からの暴力を受け、母親の借金(億単位!)を肩代わりしていたという、かなりの苦労人です。
そんな困難な状況から這い上がってきた東山さんだからこそ、どん底のジャニーズ事務所の立て直しに抜擢されたのではないでしょうか。
⑧藤島ジュリー景子氏に決定権がある
ここまで、さまざまな理由を見てきましたが、ジャニーズ事務所は、『性加害』というあってはならない状況を知りながらも事務所を継続させて利益出してきました。
藤島ジュリー景子氏が社長を辞任すると言っても、ジャニーズ事務所の株式は100%藤島ジュリー氏が所有したままと言われています。
この株式は、今後どうなるかはまだ検討中で、ジュリー氏も代表取締役として事務所とつながっていきます。
この事から、ジュリー氏の発言権は依然として強いのかもしれません。
東山紀之氏とジャニー喜多川氏との血縁関係はないので、形状は『同族経営』ではなくなるけれど、気心知れた東山氏に任せるということになってはいないでしょうか。
ジャニーズ事務所の新社長に外部から経営者を入れないのはナゼ?
ジャニーズ事務所の新社長に、外部から経営者を入れないのはどうしてなのでしょうか?
藤島ジュリー景子氏が、ジャニーズ事務所の株式を100%所有していうことが大きいのでは?
外部から経営者を迎えた方が、イメージもよくなるし、戦略的にも新しい風が吹くと思いますが、事務所の上層部。つまり性加害に加担していた(知っていた)と思われるメンバーが依然として力があるからと思えてしまいます。
大きな問題を抱えたジャニーズ事務所を、同じ業界の他の事務所も手を貸さない。その結果、外部から経営者を迎えるのではなく、事務所所属の東山紀之氏が新社長へと就任することになったのではないでしょうか。
まとめ
ジャニーズ事務所の新社長に、東山紀之さんが就任したのは、9コの理由がある。
ジャニーズ事務所の新社長を外部からではなく、事務所所属のタレントの東山紀之さんが就任したのは、藤島ジュリー景子氏の所有株式が関係しているのではないか?
という事がわかりました。
今後ジャニーズ事務所がどのように変わっていくのか、見守っていきたいと思います。
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