ヒューマンビートボックスが話題になっていますが、いったい何のこと?ボイパ(ボイスパーカッション)との違いはなんなのか?と気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ヒューマンビートボックスとは何なのか?ボイパとの違いは何か?を調査しました。
ヒューマンビートボックスとは?
【ヒューマンビートボックス】
・楽器を使わずに主に口から出る音で音楽を演奏する技法・音楽ジャンルの音を指します。
・演者はビートボクサーと呼ばれる。
・1人でいくつもの音(ドラム、ギター、トランペット、ベース、シンセサイザー)などを奏でることもある
楽器を使わずにこんな音楽ができるなんてとても人間技とは思えませんね!海外で人気なのかな?と思いきや、ヒューマンビートボックスの世界大会GBB(グランド・ビートボックス・バトル)の日本開催が決定しています!、2023年10月18日~21日に六本木で開催されます。
という事は、日本でもヒューマンビートボックスをやっている人がかなりたくさんいるということですね。2021年に開催されたGBBでは、日本人のユニット『Rofu』の2人が世界第3位を受賞しています!
これから一気にヒューマンビートボックスがメジャーになっていきそうですね。世界大会第3位のRofuの2人についてはコチラ
ヒューマンビートボックスとは?ボイパとの違いはナニ?
ヒューマンビートボックスとボイパは、似ているように感じますが、ちがいは何なのでしょうか?
1人で担当する音色の種類
【ボイパ】では、基本的に一人ひとつの音色を担当します。特に、ドラム&パーカッションというリズム系打楽器を表現するのことが多いです。
【ヒューマンビートボックス】では、1人で何種類もの音色・パートを表現します。ボイパと同じドラムだけでなく、ギター、トランペット、ベース、シンセサイザーなどを1人で担当します。
文化や演奏スタイル
【ボイパ】はアカペラ発祥です。複数人で構成し、1人1人は楽曲の1つの音を担当していることが多いです。
【ヒューマンビートボックス】は、ヒップホップが発祥です。そのため、パフォーマンスも重視されていて、ラップバトルたダンスバトルを競う『ビートボックスバトル』という大会も行われています。GBB(グランド・ビートボックス・バトル)という大会が1番大きくて、世界的な大会です。
演奏する人数
【ボイパ】は基本的に複数人で構成するアカペラ形式。1人が一つのパート(音)を担当します。
【ヒューマンビートボックス】は1人で何種類ものパート(音)を使い分けています。
とはいえ、2人や3人以上で構成されるヒューマンビートボックスのユニットもあります。さらに、アカペラグループで活躍するビートボクサーもいたり、ボイパを行うビートボクサーもいたりします。
厳密に『ヒューマンビートボックスはコレ』という定義があるわけではないので、『このビートボクサー(グループ)はこういう感じなんだ』という感じで覚えておくといいです。
まとめ
ヒューマンビートボックスとは、楽器を使わないで主に口から出る音で様々な音を奏でる技法。1人で数種類もの音を担当する。
ヒューマンビートボックスとボイパとの違いは、1人で担当する音の種類、発祥の文化が違う、演奏する人数がちがう事がわかりました。
YouTubeでのヒューマンビートボックスが盛り上がったことをきっかけに、これからも新しいビートボクサーが誕生していきそうですね!
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