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AquaTimesの解散の真相!2025年だから話せる真実!

2018年、惜しまれつつも解散したAqua Timez。

「等身大のラブソング」「決意の朝に」「千の夜をこえて」など、数々の名曲を生み出し、多くのファンの心に寄り添ってきた5人組ロックバンドの突然の解散発表は、音楽シーンに大きな衝撃を与えました。

ツアー直前という絶妙なタイミングでの解散発表に、「なぜ今?」「本当の理由は?」と疑問を抱いたファンも少なくありませんでした。

そして2024年、デビュー20周年を迎える2025年に向けて、約6年ぶりの再結成を発表。

期間限定ながら、ファン待望の復活を果たしたメンバーたちは、今だからこそ語れる解散の真相について、少しずつ口を開き始めています。

メンバー間の不仲?音楽性の違い?それとも別の理由があったのか。

2025年の今だからこそ明かされる、Aqua Timez解散の真実に迫ります。

目次

AquaTimesの解散の真相!

AquaTimesの解散の真相を調べました。

Xより引用

  • 解散発表は2018年5月8日 ツアー直前の衝撃発表
  • 表向きの理由:「燃え尽きたような感覚」
  • 太志が明かした真実:フロントマンとしてのプレッシャー
  • 音楽性の違いと人間性の違いを乗り越えてきた15年間
  • 不仲ではなく、真面目すぎたからこその解散

解散発表は2018年5月8日 ツアー直前の衝撃発表

Xより引用

Aqua Timezが解散を発表したのは、2018年5月8日のこと。

4月25日に8枚目のオリジナルアルバム『二重螺旋のまさゆめ』をリリースし、5月12日からツアー「Present is a Present tour 2018」を控えた、まさにそのタイミングでした。

新しいアルバムがリリースされ、これからツアーが始まるという、本来ならファンが一番ワクワクする時期。

その瞬間に突如として告げられた解散の報せは、多くのファンに衝撃と戸惑いを与えました。

表向きの理由:「燃え尽きたような感覚」

Xより引用

公式に発表された解散理由は、8枚目のフルアルバム『二重螺旋のまさゆめ』の制作後、メンバー全員が「全てを出し切ったような、燃え尽きたような感覚」を覚えたことでした。

何度も話し合いを重ねた結果、「今までと同じ熱量で、この先Aqua Timezの音楽を作ることが出来ない。そして、そうなった以上、活動を続けていくことは出来ない」という結論に至ったと説明されました。

バンドとして15年間活動してきた中で、最高傑作だと自負できる作品を完成させた達成感と同時に、これ以上の作品を作り続けることへの限界を感じたのです。

太志が明かした真実:フロントマンとしてのプレッシャー

Xより引用

しかし、解散から数年が経った後、ボーカルの太志は、より踏み込んだ真相を語っています。

太志が後年明かしたところによると、活動期間中のフロントマンとしてのプレッシャーが想像以上に大きく、「これ以上やったら心が壊れてしまうなっていう、自分の中のコップがあふれる瞬間が訪れました。限界だなって」と振り返っています。

「等身大のラブソング」のインディーズ時代から80万枚を超えるセールス、NHK紅白歌合戦への2度の出場、そして常に期待され続けるプレッシャー。

バンドの顔として、太志が背負ってきた重圧は計り知れないものでした。

解散発表時には「やり残したことはない。才能がないのに10年以上もやりきった。本当に幸せだと思う」と語っていた太志。

その言葉には、精神的に限界に達していたアーティストの正直な心境が表れていました。

音楽性の違いと人間性の違いを乗り越えてきた15年間

Xより引用

太志は解散発表時のコメントで、「結成から数えると15年。もともと音楽性の違いを理解しあってやってきて、だからこそ完成する一曲一曲が大好きでした。人間性の違いを乗り越えて、今一番4人のことが好きです」と語っています。

Aqua Timezの強みは、異なる音楽ジャンルに影響を受けたメンバーたちが絶妙に交わり、斬新な音楽を生み出していたこと。

太志がヒップホップ、大介がヘヴィメタル、mayukoがクラシック。

それぞれ異なるバックグラウンドを持つメンバーが集まったバンドだからこそ、唯一無二のサウンドを作り出すことができました。

しかし同時に、音楽性や人間性の違いを常にすり合わせ続けることは、メンバーにとって大きな労力を必要としたのでしょう。

太志はさらに「今まで自分たちを責めてきましたが、俺たち頑張ったよねって言い合える絆に変わっていきました」と続けています。

この言葉からは、メンバー間で自分たちを追い込んでいた時期があったことが伺えます。

メンバーの不仲ではない――マラソン大会に一緒に出場

Xより引用

解散理由について、「メンバー間の不仲」を疑う声もありましたが、それは事実ではありません。

解散が決まった後の2018年10月21日、メンバーは「ちばアクアラインマラソン2018」にゲストランナーとして一緒に出場しています。

もし本当に不仲であれば、解散が決まっているバンドメンバーが揃ってマラソンに参加することはないでしょう。

解散の真相は、メンバー同士の関係性の問題ではなく、それぞれが抱えていた限界や燃え尽き、そして「Aqua Timezとして同じ熱量で音楽を作り続けることへの誠実さ」から来る決断だったのです。

真面目すぎたからこその解散

Xより引用

Aqua Timezの解散は、ある意味で彼らが音楽に対して真面目すぎたからこその決断だったと言えるでしょう。

中途半端な熱量で活動を続けることを良しとせず、ファンに対して最高の音楽を届けられないのであれば、潔く解散を選ぶ。

その姿勢は、音楽に対する誠実さと、ファンへの深い愛情の表れでした。

「ファンのみんな、一緒に歌ってくれたこと、下らない俺たちのMCで笑いあったこと、励まし合える関係になれたこと、Aqua Timezを広めようとしてくれたこと、何となく上がりきれなかった日も、何とかお互いに上げようとした日も、どれも宝物です。いつか歳を重ねてもみんなの口ずさむ曲がAqua Timezの曲だったらいいなぁってワガママを最後に残して、ほんとにありがとう」

エックスより引用

太志が解散発表時に語ったという言葉には、ファンへの深い感謝と愛情が込められていました。

2025年、再結成で改めて語られる真実

Xより引用

2024年7月に再結成を発表し、2025年に活動を再開したAqua Timez。

6年以上の時間を経て、メンバーたちは改めて解散の真相について語り始めています。

再結成のきっかけについて、太志は「2023年初頭、レコード会社のスタッフから20周年を見据えた再結成を持ちかけられた」と明かしています。

そして、それぞれの活動の中で、10周年の日本武道館ライブの時に太志が語った「10年後また武道館で待ち合わせようぜ!」という言葉を信じ、20周年を楽しみにするファンが多いことを知りました。

解散時には「限界だった」と語っていた太志も、約半年間音楽から離れた後、2019年10月には音楽プロジェクト「Little Parade」として活動を再開。

6年という時間が、メンバーそれぞれに新しい視点と、再びAqua Timezとして集まる勇気を与えたのです。

一度やめると決めたのにもう一度やることには勇気が必要でしたが、メンバーは「やると決めたからにはやり抜きたい。40代で駆け抜ける青春があってもいい」と前向きな気持ちで再結成を決意しました。

AquaTimes解散へのメンバーのコメント

AquaTimes解散へのメンバーのコメントを調べました。

Xより引用

  • 解散発表時、メンバー全員が公式サイトで長文のコメントを発表
  • バンドへの思い、ファンへの感謝、そして葛藤が滲み出ている

解散発表時、メンバー全員が公式サイトで長文のコメントを発表しました。

それぞれの言葉からは、バンドへの思い、ファンへの感謝、そして葛藤が滲み出ています。

ここでは、2018年の解散時と、2025年の再結成を経た現在、メンバーたちがどのような思いを抱いていたのかを紐解いていきます。

太志(ボーカル)のコメント

Xより引用

2018年解散時:

「僕たちAqua Timezは2018年の活動をもって解散する道を選びました。メンバー全員で話しあった結論です。ごめんなさい」

「結成から数えると15年。もともと音楽性の違いを理解しあってやってきて、だからこそ完成する一曲一曲が大好きでした。人間性の違いを乗り越えて、今一番4人のことが好きです。今まで自分たちを責めてきましたが、俺たち頑張ったよねって言い合える絆に変わっていきました」

「ファンのみんな、一緒に歌ってくれたこと、下らない俺たちのMCで笑いあったこと、励まし合える関係になれたこと、Aqua Timezを広めようとしてくれたこと、何となく上がりきれなかった日も、何とかお互いに上げようとした日も、どれも宝物です。いつか歳を重ねてもみんなの口ずさむ曲がAqua Timezの曲だったらいいなぁってワガママを最後に残して、ほんとにありがとう」

フロントマンとして常にバンドの顔であり続けた太志。そのプレッシャーと責任の重さは計り知れないものでしたが、最後まで仲間への愛情とファンへの感謝の気持ちを忘れませんでした。

ラストライブでの言葉:

ラストライブでは「俺は泣くと歌えなくなるの歌わせてください」と言い、感情を抑えながら歌い続けました。また「下手くそでも歌っていいって思えたし、下手くそでも生きて行った方がいいってことはAqua Timezの活動の中で教わりました」と語り、バンド活動を通じて自分自身も成長できたことへの感謝を表現しています。

OKP-STAR(ベース)のコメント

Xより引用

2018年解散時:

「ツアー直前に、解散という発表になってしまったこと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。悲しい想いをさせてしまいましたよね。本当にごめんなさい。ツアー前に発表したのは、みんなにちゃんとこの事実を伝えた上でツアーをまわりたいという気持ちが強かったからです」

「Aqua Timezというバンドもメンバーもスタッフもteamのみんなも本当に大切だし、これからもその気持ちは変わりません」

リーダーとしてバンドを支えてきたOKP-STAR。ツアー直前という難しいタイミングでの発表について、ファンへの謝罪とともに、誠実に向き合いたいという思いを語りました。

ラストライブでの言葉:

「まさかアリーナに来れると思っていなかった」と、最後にたくさんの人が来てくれたことへの感謝を伝えました。ライブ開始前の気合い入れの時点で涙していたというエピソードからも、バンドとファンへの深い愛情が伝わります。

大介(ギター)のコメント

Xより引用

2018年解散時:

「インディーズで初リリースとなった『空いっぱいに奏でる祈り』が2005年。あの時はこれほどまで沢山のファンの皆様に支えられるバンドになるとは思ってもいませんでした」

「楽しい時も辛い時も悲しい時も苦しい時も、いつもAqua Timezというバンドは僕の生活の中心にありました。こんな僕がここまでやってこれたのは、支えてくれたファンの皆様のおかげであり、そしていつでもわかりあえるメンバーと共に活動できたからだと思っています」

ほぼ全曲の作曲を手掛けてきた大介。Aqua Timezが生活の中心だったと語り、メンバーやファンへの感謝を表現しました。

ラストライブでの言葉:

「小さな掌」を演奏した際、制作していた当時のことを思い出して泣きそうになっていたことを明かしました。音楽を生み出してきたクリエイターとしての深い思い入れが伝わるエピソードです。

mayuko(キーボード)のコメント

Xより引用

ラストライブでの言葉:

ラストライブでは、大介の話に涙腺が崩壊してしまい、泣きながらデビュー前の辛かった話などをしながら、「今は幸せだなと思います」と話しました。

会社員からAqua Timezに転身し、音楽一本で生きていく道を選んだmayuko。辛い時期も乗り越えて、メンバーと共に歩んできた日々への感謝が溢れていました。

TASSHI(ドラム)のコメント

Xより引用

2018年解散時:

「先日発表したニューアルバムも、その思いで制作しました。結果、最高傑作であると自負できる作品に仕上がりました」

「ただ、アルバムを作り終えたとき、メンバー全員、いつもとは感覚が違ってました。全てを出し切ったような、燃え尽きたような感覚でした」

「それから、全員で何度も何度も話し合いました。話し合いの末、今までと同じ熱量で、この先Aqua Timezの音楽を作ることが出来ない、そして、そうなった以上、活動を続けていくことは出来ないという結論に至りました」

TASSHIは解散を決断したきっかけについて、最も具体的に語っています。最高傑作を作り上げた達成感と同時に訪れた「燃え尽き」という感覚。それが解散への決断につながったことを率直に明かしました。

ラストライブでの言葉:

淡々と話してきたTASSHIも、ラストライブでは「ごめん、急に来た」と涙をこらえながら「今日は一つの終わりであるけど、一つの始まりだと思う」と語りました。解散は終わりではなく、新しいスタートでもあるという前向きな姿勢が印象的でした。

実際、TASSHIは解散後、左腕の局所性ジストニアの治療に専念し、一般企業「株式会社LiB」に就職。音楽とは異なる新しいキャリアをスタートさせています。

2025年再結成、メンバーたちの現在の思い

Xより引用

再結成を発表した際、メンバー一同は次のようにコメントしています。

「Aqua Timezを変わらず聴いてくれる人達への感謝の気持ちと、スタッフが後押しをしてくれた事で再結成をする事になりました。20周年に向けてメンバー全員が前向きな気持ちで皆さんと再会できると感じています。新曲やライブも含めて2025年いっぱいの活動になりますが応援よろしくお願いします」

特にTASSHIは、再結成の打ち合わせに仕事の都合で30分遅れて合流した際、「やる方向で決まったから、いいよね?」と事後報告されたといいます。

戸惑いながらも「僕自身、Aqua Timezファンだから再結成はうれしい。細かいことは後から考えよう」と現役復帰を決意しました。

2025年の再結成期間中は有給休暇を活用してバンド活動に参加しており、音楽とビジネスという異なる二つの世界を行き来する日々を楽しんでいるとのこと。

まとめ

Aqua Timezの解散の真相は、メンバー間の不仲や音楽性の対立といった表面的なものではなく、もっと深く、そして誠実な理由によるものでした。

フロントマンとしてのプレッシャーに苦しんでいた太志、最高傑作を作り上げた後に訪れた「燃え尽き」という感覚、そして「今までと同じ熱量で音楽を作り続けることができない」という正直な自己評価。

音楽に対して真面目に向き合い続けてきたからこそ、中途半端な活動を続けることを良しとせず、解散という決断を下したのです。

解散発表のタイミングがツアー直前だったことも、ファンに対して誠実に向き合いたいという思いからでした。

事実を隠したままツアーを回るのではなく、きちんと伝えた上で最後の時間を共有したい。

その姿勢は、メンバーのファンへの深い愛情の表れでした。

そして2025年、デビュー20周年という節目に再結成を果たしたAqua Timez。

6年という時間が、メンバーそれぞれに新しい視点と、再び一緒に音楽を作る勇気を与えました。

太志はソロプロジェクト「Little Parade」で音楽と向き合い方を見つめ直し、OKP-STARとmayukoは音楽活動を継続、大介は作曲家として活躍の場を広げ、TASSHIは一般企業で新たなキャリアを築きました。

それぞれが異なる道を歩んだからこそ、再びAqua Timezとして集まることができたのです。

2025年末で再び活動を終える予定ですが、今回の期間限定再結成は、解散時に語られた真実を受け止め、新たな形でファンと向き合う機会となっています。

音楽に対する誠実さ、仲間への愛情、ファンへの感謝。

Aqua Timezの解散と再結成の物語は、アーティストとして、そして人間として成長し続けることの大切さを教えてくれます。

2025年だからこそ語れる真実は、彼らが常に音楽と向き合い、ファンを大切にしてきたという、シンプルだけれど重要な事実でした。

さらに、AquaTimezが解散後に何をしていたのか気になる方はこちらをご覧ください↓

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